9/17(土)
シェアパークのあたらしいお店がイーアスつくば1Fにオープンいたします!シェアパーク茨城県初出店となるイーアスつくばは北関東最大級の大型複合施設。イーアスつくば店ではヒトテマかけたこだわりのレディス・メンズアイテムを展開いたします。パートナーでたのしんでいただけるお店で皆さまのご来店をお待ちしております。お得なオープンイベント情報や新店限定のアイテムを配信していきますのでぜひチェックしてみて下さい。
▽【イーアスつくば店限定】9/17-/30 SHARE PARK Instagram FOLLOW CAMPAIGN▽
シェアパークのインスタグラムアカウント【sharepark_official】のフォロー画面ご提示でレジにて10%OFFのオープンキャンペーンを実施!ぜひご利用ください。
○シェアパーク イーアスつくば店のみでのキャンペーンとなります。
○9/17(土)-9/30(金)の期間限定サービスとなります。
○他の割引サービスとの併用はできませんので予めご了承下さい。
▽9/17 SAT New Open!
イーアスつくば店
茨城県つくば市研究学園5-19 イーアスつくば 1F
TEL:029-861-1371
営業時間:10:00-21:00
外部リンクイーアスつくば
NEW SHOP OPEN in つくばSep 05.2016
LOCALS編集記 in Futakotamagawa vol.4 N.C.To GoJul 28.2016
その店は、いわゆる“流し”で営業する移動式ショップ。でも売っているものがとてもカッコよくて、出会えるとなんだかうれしくなる。友人からそんな話を聞き、いつかその店に行きたい、いや、出会いたい! と思っていたのです。
そして今回、念願叶って「LOCALS」の二子玉川編・第四回で取材することに!
店名は「N.C. To Go」。最初にご挨拶した段階で、店主である夫妻の美男美女ぶりにドキドキ…なんて絵になるカップルでしょう。ママにお利口に抱っこされている娘さんもかわいくて、取材班一同、メロメロに。
早速「SHERE PARK」の服に着替えてもらい撮影を始めたところ、ふたりとも本当にお似合い。自然体で着こなしているのが分かります。
黒いテントに、白のロゴ。扱うアイテムも、モノトーンを基調とする洗練されたデザインのパッケージに収まっています。
ベビー用のウエアからコーヒー、クッキー、さらにはお米までジャンルレスに扱いつつ、どれもオシャレで欲しいと思わせる魅力がたっぷり。
聞けば、地元の商店街のお店や、地元在住のクリエイターが手掛けたものがほとんどなのだとか。看板には「地元密着のお土産やさん」の文字が。なんともユニークな土産物店ですが、そもそも、なぜふたりがこの店を始めたのかが気になるところ…。
「N.C. To Go」は、そんなふたりの地元愛からスタートしました。「渋谷まで急行列車で約10分。そのくらい都会に近いのに、川があって、自然が豊かで、時間の流れもゆっくりしているんですよね。子どもを育てるのにも、すごくいい環境で。ずっとここで暮らしてきて、出たくないなと思うほど好きな街なのに、あるとき、なかなか地域密着型の店やものがないことに気付いたんです」と勇輝さん。
円さんの出産を機に、家族でできる仕事をしたいとの考えもあり、昨年の春にこの土産物店をオープンさせたそう。普段移動販売するのは、主に円さんの役目。毎回、娘の瑚々(ここ)ちゃんも一緒です。ちなみに、店名の「N」と「C」は“ニコタマ”の“ニ”と“コ”。移動式にしたのは「ひとつの場所で人が来るのを待つよりも、自分たちが動いて出会いの場を作れるから」。なるほど!
アイテムの中には、前に取材をした「WOODBERRY COFFEE ROASTER」(Vol.8でご紹介)のコーヒー豆や、「LOCALS」本誌で撮影させてもらった、二子玉川商店街「名川精米店」のお米とコラボレーションしたものも発見。
商品開発は、菅原夫妻の好きな店に出向き、「一緒に商品を作りませんか」と直談判して進めたのだそうで、いわば、ニコタマのオールスターズといった布陣です。
「10年前に比べると、街は本当に変わりました。遊びも買い物も駅近辺で完結するので、本当に便利。でも便利になり過ぎて、街の個性が薄まるのは嫌なんです。ローカルさこそ魅力だし、ほかの街から来た人にも、そこを知って欲しい」と勇輝さん。
「WOODBERRY COFFEE ROASTER」も「名川精米店」も小規模の個人店ですが、地元客に愛され、街の個性を担う存在です。
つまり私たちは「N.C. To Go」を通じて、さまざまな“ニコタマのローカル”を知ることができるというわけ。駅前の商業ビルもいいけれど、これからは少し足を延ばしてあの店へも寄ってみようか。そんな楽しさもプロデュースしてくれるのが「N.C. To Go」なのです。
「地元への思いに共感してくれたからだと思います」と勇輝さんは話します。今では駅前や商店街でカーゴバイクを走らせる円さんの姿もおなじみの光景となり、「N.C. To Go」自体が“ニコタマのローカル”のひとつとして定着した模様。
でも、ふたりの夢はまだまだ拡大中の様子!「ゆくゆくは、もっとたくさんの店が集まる、マルシェのような複合的な場所を作りたいですね。買い物だけじゃなく、好きなものを買って食べたり、子どもの遊び場があったり。地域の人がたくさん遊びに来るようなコミュニティスペースになるといいなと思っています」。夫婦の地元愛から始まった小さな移動式ショップが、これからどんな風に広がりを見せるのか、楽しみで仕方ありません。
SPECIAL SUMMER SALE MAX50%OFFJun 23.2016
LOCALS編集記 in Futakotamagawa vol.3 アートディレクター 森本千絵さんJun 22.2016
Vol.9
ART DIRECTOR
森本千絵さん
作品も生活も一変させる、
不思議な力のある街に導かれて
「LOCALS」二子玉川編・第三回でご紹介するのは、アートディレクター、コミュニケーションディレクターとして活躍する森本千絵さんです。
企業広告や映画宣伝、アーティストのジャケットデザインなど、森本さんが手掛けてきた作品は数知れず。街中やテレビで見かけない日がないほど、私たちの暮らしに溶け込んだ存在となっています。
そして、我らが「SHERE PARK」のブランドコンセプトからロゴ、店舗デコーレションまで手掛けたのも森本さん。
実は、ご自宅は二子玉川から車ですぐの閑静な住宅街にあるとあって、こりゃ二子玉川編に登場してもらわない手はない! と、スタッフ一同で森本さん宅を訪問と相成りました。
どこか温かみがあり、ワクワク感やキラキラ感のある森本さんの作品。
木がふんだんに使われた古民家風の森本邸の雰囲気もまた、そんな作品たちと通じるものがありました。
段差をうまく利用した複雑な間取りは、旦那さまのご実家がある奄美大島から取り寄せたという囲炉裏があったり、床をガラガラとスライドさせると登場する秘密の(?)地下室があったり、なんだかとっても楽しい!
「忍者屋敷みたいでしょ?」と森本さん。
たまたまネットで探して発見した物件だったそうですが、元々森本さんが住むことが決まっていたかのようにご自身の雰囲気としっくりハマっている、そんな印象を受けます。
結婚を機にこちらの家に越してきたという森本さん、以前は青山にあるアトリエのような家に住んでいたのだそう。
「ここに引っ越してから、生き方ががらっと変わっちゃったの」と話してくれました。
「前の家は会議室やアトリエみたいな雰囲気で、どこかで人に見られているというか、パフォーマンス的に作品を描いていた感じ。
この家に来てから、きちんと絵を描くようになった気がする。こういうものを伝えたい、こういうものを描きたいって、絵と集中して向き合ってますね」。
家のエントランスにある大きな木は、秋にもなればたくさんの落ち葉を落とします。
「片付けるのに1時間かかるのに、また葉が落ちて5分で元通りになるの!」と話す森本さんですが、
「一軒家に暮らすのが初めてだから、木ってこんなに茂るものなんだって思って。ここに来てから、なんだか木の絵ばっかり描いているんです」。
家のすぐ側の不動尊にお参りしに行ったり、昔からすごく好きという玉川上水を散歩したり、とてもいいバランスで生活ができる場所がここ。
娘さんを妊娠中は片道30分かけて二子玉川まで歩くのが日課だったそう。
当時は山田洋二監督が原作の絵本、「母と暮らせば」を制作中だった森本さん。
原爆で息子を亡くす母という辛い題材と向き合う日々、毎日の二子玉川への散歩の時間が、気分転換になったといいます。
さて、「私にニコタマ語らせたら長いですよ」と笑う森本さんからは、出るわ出るわ、たくさんのニコタマエピソードが。
砧にあった中高に通っていた頃は、二子玉川駅前の屋台でクレープを買ったり、多摩川を眺めながら友人と語ったり、ときには制服姿のまま川を渡ろうとして溺れかけたり(!)…。
さらに、当時からの親友が二子玉川の駅前商業施設内に保育園を開園することになり、立ち上げから関わったり(現在娘さんが通園中)、
そうこうしているうちに、今の物件を見つけて近所に住むことになったり。
不思議な縁で繫がるこの街を「地に足がついてる感じがして本当に好き。最高なの!」と、森本さん、ベタ褒めです。
「少し離れた尾山台に『オーボンヴュータン』ていう大好きなお菓子屋さんがあるんです。派手じゃないんだけど、とてもきちんと作られたお菓子を売っていて、そういう地に足がついたよさが根付いているのが、このエリアだなって。
前は徹夜して一気に作品を仕上げるようなこともあったけど、今は日が沈んだら寝ちゃうから(笑)。夜になったら街も静かですし」。
取材の最後、森本さんは、家の中で一番お気に入りだという2階のアトリエに案内してくれました。
「ここの窓だけ外の景色が抜けていて、多摩川の向こう側まで見えるの。雨が降るとお隣さんの屋根に水が溜まるんだけど、それに太陽の光が反射して、すごくきれいなんですよ。鳥たちが水溜まりに遊びに来ると、水面がキラキラって。それを見ながら作品を描くんです」。
この日伺ったのは夕方。屋根の水たまりはなかったけれど、窓から差し込む夕日が、壁に吊るされたサンキャッチャーに反射して、たくさんのプリズムがゆらゆらと輝いていました。
つい見とれて眺めていると、部屋中に置かれた作品の数々も相まって、まるで森本さんの絵の中に飛び込んでしまったような錯覚に。
しばらく絵の世界で、このキラキラに囲まれたまま過ごしたい…ついそんな妄想をしてしまうほど心地の良い空間に、後ろ髪を引かれながら森本邸を後にしました。
「goen°」
LIMITED SHOP OPEN @そごう横浜Jun 15.2016
6/21(火)〜6/30(木)の10日間、シェアパークの期間限定ショップがオープンいたします。ぜひこの機会にご覧ください。
期間:6/21(火)〜6/30(木)
場所:そごう横浜 3Fシーガルコート
そごう横浜へのアクセスはこちら(外部リンク)
ONLINE STORE NEWS-LINEスポンサードスタンプリリース-May 31.2016
5月31日より、オンワード・クローゼットのLINEスポンサードスタンプがリリース致しました。
LINEの人気スタンプクリエイター「おつう」とのコラボスタンプです。
是非、ご利用くださいませ。
【ダウンロード期間】2016年5月31日(火)~6月27日(月)
【有効期間】ダウンロードから180日間
詳しくはこちら
LOCALS編集記 in Futakotamagawa vol.2 WOODBERRY COFFEE ROASTER May 16.2016
私たち編集チームは東急田園都市線二子玉川駅のお隣、用賀駅の近くまで足を伸ばしました。
目指すは「WOODBERRY COFFEE ROASTER」。昨年、近所に2号店もオープンした、地元で人気のコーヒーショップです。ライターである私は、実は以前からライター仲間や行きつけのレストラン店主など、色々な人にこの店の話を聞いていました。
「雰囲気がすごくいい」、「コーヒーがおいしい」。みなさんそうおすすめしてくれるのです。念願の「WOODBERRY」、どんな方が店主なのかしらとワクワク!登場した木原さんは、すらりとした立ち姿に、いい意味で力の抜けた話し方。その独特の雰囲気にすぐ引き込まれました。
現地でカフェに通ううち、淹れる人によってまったく違う味になるコーヒーの面白さに気付き、自宅で自らコーヒーを淹れるように。
事情により帰国したのち半年ほどカフェで働いてから、2012年にこの店をオープンさせたのだとか。
専門的な学校にも通わず、飲食業経験は半年。経歴だけ聞くと、かなり異色の店主ですが、「そんなに大変でもなかったですよ」と木原さんはあくまで自然体で、ちょっと拍子抜けします。
「コンサルを目指していたときと今、スタンスは全然変わらないです。プライベートでもこんな感じですし。実家が花屋で小さい頃から手伝っていたんですよ。オープンもクローズも任せられて、接客もして。だからこういう仕事に抵抗もなく、割とすんなり始めました」。
趣味の合う方がいて、色々話すうちに教えてもらって」。店内で木原さんの話を聞いていると、次々地元の方が来店。
「あれ?取材なの?」「やるねえ、さすが人気店」と、みなさんとてもフランク。
店とお客さんの距離がとても近いですねと伝えると、「2号店の設計も、店の常連さんにお願いしたんですよ。僕が若造なんで、色々教えてもらいながら店をやっています。アメリカで通っていたカフェのスタッフもすごくフランクで、いつも『調子どう?』って。そんな風に、単にコーヒーを売る側と買う側にならない、フラットな関係でいたいんです」と木原さん。
「なんだろう…考えたこともなかったですね」とひとこと。「でも、昔から用賀の街をよくしたいとずっと思っていました。商店街に変なテナントが入るのは嫌なので阻止しますし。若い個人店の店主たちと一緒に盛り上げていければいいなと思っています」。
聞けば、近所のキャンディショップにオーダーするコーヒーキャンディや、革製品の職人に作ってもらったコースターやエプロン、付近のメーカーが手掛けるコーヒードリッパーなど、店内にはたくさんのmade in 用賀なアイテムが。
「地元愛が強いわけじゃないんです」と話す木原さんですが、そうかなあ…私には、大の地元好きに見えました!ちなみによくコーヒーのワークショップを開催するのも、地元の人にもっと来てもらいたい、コーヒーを楽しんでほしいという思いからなんだとか。
「味の再現性や均一性を求める店ならブレンドがある方がいいですが、自分がやることではないなと。そのまま飲んでおいしい豆ならブレンドする必要がないし、逆にまずいと思われるようなフレーバーだって、豆の個性ですから。収穫した年によって全然味が違うので、旬を楽しめるのもシングルオリジンのよさですね」。
そのうち、産地で豆作りにも関わりたいと話してくれた木原さん。飄々とした語り口から時折垣間見える熱い思いに、確固たるスタイルが伺えます。
店はまだまだ進化中。今度はどんな一杯に出合えるのかな…次回の訪問を楽しみにしながら、用賀を後にしました。
SHARE PARK CAFE and DINING 1ドリンククーポンMay 11.2016
SHARE PARK CAFE and DININGベイパークビルディング店から日頃の感謝のお知らせです。
オンワードメンバーズのマイページを店舗にてスタッフにご提示頂いた方に、日頃の感謝の気持ちを込めて1ドリンクをプレゼントさせていただきます。
オンワードメンバーズ ログインページ▽
https://mypage.onward.co.jp/b/pc/PWCheck.html?mthd=51
新規会員登録ページ▽
https://mypage.onward.co.jp/b/pc/NewMember.html?mthd=57
【LUNCH TIME / 11:30-14:00】
コーヒーまたは紅茶(ホットまたはアイス)
【TEA TIME / 14:30-15:00】
コーヒーまたは紅茶(ホットまたはアイス)
【DINNER TIME / 17:30-22:00 (L.O.21:00)】
グラスワインまたは生ビールまたはソフトドリンク
・ベイパークビルディング店限定のサービスとなります。
・いずれも、お食事またはデザートをご注文の方限定となります。
・会員でない方もその場でオンワードメンバーズにご登録頂ければご利用いただけます。
新規会員登録ページ▽
https://mypage.onward.co.jp/b/pc/NewMember.html?mthd=57
ぜひ、ご家族・ご友人をお誘い合わせの上、SHARE PARK CAFE and DININGベイパークビルディング店にご来店ください。
SHARE PARK CAFE and DINING
東京都港区海岸3-9-32 オンワードベイパークビルディング2F
03-5453-2015
http://cafe-dining.jp/access/
ONLINE STORE NEWS-宅配クリーニング・無料保管サービス-Apr 27.2016
お申し込み時に限定キャンペーンコードをご入力いただくと往復送料無料、クリーニング料金20%OFFの2大特典をプレゼント!
※2016年6月30日申し込み分まで
日頃からご利用頂いておりますお客様に良質な衣類メンテナンスをご提供させていただけるようになりました。
ぜひこのお得な機会に「リアクア」をご利用くださいませ。
詳しくはこちら
LOCALS編集記 in Futakotamagawa vol.1 ロハスキッズセンターApr 22.2016
話題の商業施設が次々とオープンし、新たな住民や買い物客が増えた一方、古きよき昔ながらの商店街も元気で、さまざまな魅力のある街です。
こじんまりしたコージーな雰囲気の保育園なのですが、ほかの園と少し違うところが。
実はここ、園庭がない代わりに、園児たちは目の前に広がる多摩川の河川敷で、のびのびと遊ぶことができるのです。
「もはや土手がうちの園庭です(笑)」と笑うのが、園長の中田綾さん。
内面からにじみ出るような明るさのある、素敵な女性です。
「子どもって、遊具がなくても自分で遊びを作ることができるんです。みんな土手では夢中になっていくらでも遊びますね。1日8時間いることもありますよ!」。
大人になったら、芝生で8時間、なんの遊具もなく過ごすなんて考えられません。子どもの創造力ってすごい!
「それに、子どもは“定点観測”から学ぶもの。たとえば、だんだん草が生えて緑が濃くなってきたとか、虫が増えてきたとか、一か所で見続けるからこそ、四季の移り変わりや豊かさを感じられる。たまに山へ遠足に行って自然に触れるだけでは得られないことを、この環境が教えてくれるんですよ」。
子どもの目を引くカラフルな色合いのものは、青と黄色のボールなど一部の遊び道具とクレヨン、歯ブラシくらい。
そればかりか、キャラクターものも一切ないのです。
中田さん曰く「そういうものは、大人が作ったパーフェクトなものだから、子どもの気を引くのは当たり前。それらを減らすことで、あえて与える情報を少なくしています」。
ときには危ないことも経験して学ばせたいから、壁や棚などの角にカバーを付けることもしません。
「毎日たくさんの初体験を重ねて、そこから吸収していくのが子ども。彼らの色々な感情を増やすのが、保育園の6年間の役目だと思うんです」。
なるほど…!姪っ子や甥っ子にねだられるまま、キャラクターのおもちゃを買い与えてしまうわが身を猛省しました。
保育園園長のほかにもうひとつ、中田さんが持つ肩書きは、2012年から続くアートイベント「二子玉川ビエンナーレ」の実行委員長。
今では駅前の商業施設や近隣のカフェなど、二子玉川の地域ぐるみの活動となっていますが、元は2009年からアートディレクターの梅沢篤さんと園内で始めた「kids art」展が発端なのだとか。
「子どもたちが作品を作って終わりではなく、『自分たちが主催者だ』と思えるような企画にしたくて。商業施設の中で展示やイベントをしたらいいなと思って、ダメ元で東急さんにお声がけしたら、協力してくれるとお返事をいただけたんです」と笑う中田さん。
保育園から始まったアートイベントが、これほどまでの広がりを見せるとは驚きです。
もっと人を、社会を巻き込む保育園にしたい。
その思いのベースにあるのは、子どもは保育園だけでなく、社会全体の中で育てるべきという信念です。
目標は、「100年、200年続く保育園にすること」。100年経てば、今ここにいる人は誰も生きていません。でもこの保育園が存在する限り、子どもたちは多摩川の自然と地域社会の中で、さまざまなことを学んで育ち、そしていつか彼らが中心となって、社会を回す日が来るのです。
中田さんがしているのは単に子どもの教育なのではなく、街作り、社会作りでもある。
それに気付いたとき、心から感動し、湧きあがるような中田さんのバイタリティに元気をもらいました。
今では数年待ちの人気というこちらの保育園ですが、至極納得。
もし自分が子どもを授かったときは、今日得た感動を生かせるように育てよう…予定にもないことを考えてしまうほど、充実した取材となったのでした。