Episode #002 シェアパーク3周年イベントのはなし
#002. シェアパーク3周年イベントのはなし
シェアパークは、2014年3月に千葉・船橋のららぽーとTOKYO-BAYに1号店をオープン。ブランドデビュー3周年記念として、3月19日(日)、20日(月・祝) に初の屋外イベントをららぽーとTOKYO-BAY 時計の広場で開催します。
3周年イベントは、フリーマーケット、ワークショップや珈琲サービス、フォトインテリアの受注など、参加型のコンテンツが充実した2日間。今回のSTORYは、その「3周年イベントのはなし」をご紹介します。
Photo & Edit:F.M.J. magazine
ー3周年イベントは、いつから企画されていたのですか?
山本:今回のイベントの話が持ち上がったのは、昨年の10月頃でした。ブランド3周年を迎えるにあたり、シェアパークをもっと多くの人に知ってもらうのはもちろん、モノや情報が溢れ、本質的な価値がわかりづらくなってきた時代に、ファッションブランドとして、新たにできることはないだろうか、と考えたのがきっかけです。
ー今回のイベントテーマにもなっている、“Story & Tailor”について教えてください
山本:私たちは洋服や生活雑貨などの“モノ作り”を生業としていますが、一方で、モノが過剰に溢れ、過剰に消失していく社会があることに、ジレンマを感じていました。
そうしたなかで、全てを一から作るのではなく、既に存在するストーリーあるモノを再度編集することで、価値あるものにできないかなと考えたときに、“Re-SHARE”というキーワードがまず、浮かびました。
例えば、残反といって洋服づくりで余った生地が社内にはたくさんあるので、それを活用できないかなとか。また、これは私の実体験でもありますが、祖父が若い時に着ていた、押し入れに眠っている服もクリーニングをかけて復元、それを自身が着用することで、なんだか情緒的な部分の満たしに繋がったり、と。
そうした、ストーリーあるものを再構築し共有していくことが、新たな価値を生み出していくのでは?と考えました。
ーたしかに、ママの着なくなった服をリメイクして娘に着せたりできたら嬉しいですよね
山本:そんなお客様一人ひとりの背景にある、ストーリーがまた別のヒトにシェアされ、受け継がれていく、そのためのサポートをシェアパークが仕立てていきたい、という取り組みが今回の「Story & Tailor」という考え方です。
「Story & Tailor」のネーミング、ステイトメントとロゴは、ブランド立ち上げからご一緒して頂いている、コミュニケーションディレクターの森本千絵さんに具現化して頂いたものです。
ーイベントでは、どのような「Story & Tailor」を展開されるのですか?
山本:まず、シェアパークとゆかりのある方々によるフリーマーケットを開催します。着用しなくなったけど捨てられない愛着あるモノを出品物としてご提供頂き、「Story & Tailorのタグ」をつけて当日販売させて頂きます。
また、ヴィンテージの生地を使ってリメイクした小物類や、シェアパークオリジナルのファブリックも販売します。
ーお客様参加型のコンテンツもあるのですか?
山本:表参道のフラワーショップ「DILIGENCE PARLOUR(ディリジェンスパーラー)」さんのパックフラワーの販売と、スワッグ作りのワークショップも行います。中のお花が見えるクリアのラッピングが人気の花屋さんで、代表の越智さんは、ファッションのような感覚で花のある暮らしを提案しているフラワーアーティストの方です。
また、ウッドパネルなどにプリントするサービス「WOODEN PICTURE(ウッデンピクチャー)」さんのブースでは、木製ポストカード、フォトインテリアの受注・販売、選べる防虫木の販売を行います。家族の思い出や、友達へのちょっとしたプレゼントとしてもおすすめです。
このほかにも、キッズクラブで「at Kiln AOYAMA(アットキルン)」さんのデカールアートワークショップや、太陽の光を照明に変えるエコなランタン「ソーラーパフ」、上島珈琲さんとのコラボドリンクも販売します。
当日、館内を走る、シェアパーク仕様の機関車にも乗車できます。ファミリーで楽しめるイベントになっていますので、ぜひ、遊びに来て頂けると嬉しいです。
▼イベント概要はこちらから
http://www.sharepark-web.jp/news/2017/03/-1.html